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5歳で母親を亡くし、松山市のファミリーホームで暮らす高校3年生の梨菜さん(18)の元に、今年の18歳の誕生日にも「天国のお母さん」から手紙が届いた。梨菜さんはこれまで自身の境遇をあまり周囲に語ってこなかったが、母親が生前に書いていた手紙が毎年届くエピソードが9月に読売新聞で紹介されると、多くの人から温かい声をかけられた。「優しい人に囲まれ、私は元気だよ」。梨菜さんは空に向かって語りかける。(喜多河孝康)
梨菜さんの母親の順子さんは子宮
梨菜さんは、様々な理由で親元で暮らせない子どもたちを受け入れる松山市のファミリーホームで生活している。今月の18歳の誕生日も、佐藤弁護士が手紙を持ってホームを訪れた。
天使みたいに
順子さんからの手紙は、年を重ねるごとに漢字が増え、文章も長くなっていた。今年は、病気に苦しみながらも、幸せだったことを伝える内容だった。
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